日本のU=U支持の動き
U=U Japan Projectの立ち上げ
日本のHIVに対する差別や偏見、またこれまでのHIVに対する捉え方そのものを、最新の科学的知見に基づいて刷新するべく、U=Uのメッセージを広げるために、U=U Japan Projectを立ち上げました。
2018年7月にオランダ・アムステルダムで開催された国際エイズ会議の場で、U=Uをさらに力強く根拠づける研究結果が公開され(PARTNER study2<U=Uを支持できる根拠>を参照)、国際エイズ会議というHIVを専門に研究する国際的な学術会議の場でよりU=Uの確実さと重要性が再確認されました。日本から参加し、このような国際的な動きに触れ、日本にもU=Uが広がる必要があると考えた有志によってU=U Japan Projectは立ち上げられ、賛同者を募り現在に至っています。
U=Uというメッセージが日本でよりなじみやすくなるように、U=Uの元となる「コンセンサス声明」を日本語訳しました。さらに親しみやすくまたわかりやすく伝わるように、キャッチコピーを公募しました。2018年12月3日から2019年1月31日までの公募期間で100近くの応募をいただき、そのうちから「HIVの新常識」「もううつらない」などを採用させていただき、webで使用させていただいています。また同時にロゴも応募し、100を超える募集作品の中から、2019年5月に開催された「東京レインボープライド」でのブース展示で来場者より意見を募り、現在webで使用しているロゴに決定いたしました。
U=U Japan Projectは、日本の社会にU=Uのメッセージが届くよう、このwebを通じて情報発信をすることを主な活動としていますが、すでにそのwebに使わせていただいているキャッチ・コピーやロゴはU=Uに関心を持っていただいた方々に作っていただきました。この場を借りて感謝申し上げます。